DSRC対応車載器

 ITSスポット

DSRC通信を利用し、ITSスポットサービスが行われる場所をITSスポットと呼びます。高速道路上のサービスエリアや、道の駅にあるITSスポットには、右のようなマークが入った表示板等が設置されています。ITS


 DSRC通信の概要

ITSスポット通信に使用されているDSRC(Dedicated Short Range Communication:スポット通信)とは、高度道路交通システム(ITS)で採用されている、狭い範囲での双方向通信を目的とした電波ビーコン(5.8GHz帯)による通信方式のことです。なお、DSRC通信はETCサービスにも採用されています。ITSスポットサービスにおける通信では、高速で大容量の情報を送受信することが可能となっています。また利用者の安全性確保として高度なセキュリティが挿入されています。

DSRC

 ITSスポットサービスの概要

ETCサービスは、主に有料道路の通行料金の収受システムに用いられていますが、ITSスポットでは、道路上の情報提供サービス(道路交通情報、安全運転支援)をはじめ、高速道路上のサービスエリアや道の駅でインターネット接続サービスの実証実験も始まっています。
詳しくは国土交通省 ITSスポットサービスホームページをご覧下さい。
広域の交通情報を利用して、道路交通情報提供サービスではリアルタイムに最適な走行ルートを提供する、ダイナミックルートガイダンスシステムが、安全運転支援サービスでは、カーブの先などの渋滞状況や、合流地点での合流支援情報、前方状況などの情報を得ることができます。ITS スポットサービスは、その他にも駐車場料金の決済サービスやドライブスルーでの料金決済サービスといった、様々なサービスが計画されています。

ITS

 ITSスポットサービスを利用するには

ITSスポットサービスを利用するには、お客様がご購入のITSスポット(DSRC)対応車載器をクルマに取り付けて、セットアップ店でセットアップを行う必要があります。尚、ITSスポット(DSRC)対応車載器は、ETCの機能も併せ持っていますので、ETCのセットアップも同時に行う必要が あります。
※DSRCセットアップ店のカーコンビニ倶楽部柏の葉キャンパス店は、ETCセットアップ店を兼ねていますので、同時にセットアップが出来ます。
※セットアップとは
サービスを利用する上で必要となる車両情報等を作成し、ITSスポット(DSRC)対応車載器に格納する作業をセットアップと言います。